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ボディコーティング施工のながれ
鳥取オート 有限会社
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ボディコーティング
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ボディコーティング施工のながれ
ステップ1 入庫~洗車
入庫時の車両は、全体的に黄砂の影響もあり、砂埃や水垢が目立っています。水垢は時間がたつと、こすってもなかなか取れなくなります。また、天井には乾いた鳥の糞も付着しています。この鳥の糞や虫なども、放っておくとクリア層を侵食し、思いがけず塗装に大ダメージを残す事もあるので、気付いた時点で水で洗い流すようにしてください。
黒という色は特にデリケートな色です。乾いた布で軽く拭いただけでも擦りキズがついてしまう程です。慎重に埃や砂を飛ばすように洗い流し、水で流しながら表面の汚れを布で落としていきます。完全に表面の汚れが落ちた後、洗浄液をつけてスポンジで洗車をします。
砂埃と小キズが目立つボンネット
側面
天井
まずは水洗い。
洗浄液を使用し、
丁寧に洗浄します。
ステップ2 マスキング
洗車が終わると、次はマスキングです。この後の下処理でボディ全体にバフをかけるのですが、その際メッキ部やガラス面、プラスチック面などにキズがつかないようにマスキングテープで保護します。
ここで手を抜くと仕上がりに大きな影響が出るので、地味で時間のかかる作業ですが、大切な工程です。
マスキング1
マスキング2
マスキング3
マスキング4
マスキング5
ステップ3 下処理
マスキングが終わるといよいよ下処理に移ります。この下処理とは、コーティングを行う前に車体についた小さなキズや頑固な水垢などを削り取る作業です。
汚れや小キズのある上にコーティングを施しても意味がありませんからね。
コンパウンドを付け、ボディ全体にバフをかけていきます。ただし、ここで注意をしないと逆に塗装面にキズをつけたり、仕上がり時にくすみや色ムラが出たりします。
どの位の力加減でどの位の時間磨けばよいのか、表面の状態に合わせて何種類も道具を使い分けながらの、経験が問われる作業になります。
ちなみに新車時での施工では、この工程はほとんど必要ありません。
ディコーティングではスポンジタイプのバフを使います。
バフがけ1
バフがけ2
ステップ4 コーティング~加熱
最終工程のコーティングと加熱です。作業としては下処理と同じで、コーティング剤をボディに塗布し、バフを使って均等に塗り込んでいきます。
加熱は車両をブースに移し、約60℃の熱を加えてコーティング剤を定着させます。時間は季節や湿度で若干変わりますが、約40~50分です。
短すぎると定着が不十分ですが、長すぎてもボディにとって良くありません。その日の天候をみながら調整します。
専用のコーティング剤です。
丁寧に塗装します
塗り込みます
最終仕上げです
加熱していきます。
すべての工程が終了です